税務調査の際に最初に聞かれる事
税理士大原政人
税務調査の際に最初に聞かれる質問は、通常、以下のような基本的な情報に関するものです
- 会計期間: 調査対象となる会計期間の確認。
- 事業内容: どのような事業を行っているか、どのような商品やサービスを提供しているか。
- 帳簿や記録の保管方法: 帳簿や記録がどのように保管されているか、どのようなシステムを使用しているか。
- 主要な取引先: 主要な取引先や顧客、仕入先について。
- 過去の税務調査の履歴: 過去に税務調査を受けたことがあるか、その結果について。
売上や経費その他に関する質問
税理士大原政人
それに続いて下記に関する内容を経営者本人に税務調査官が質問していきます。税務調査初日の午前中は時間的にこれで大体終わってしまします。
- 収入に関する詳細
- 売上計上の方法、売上の内訳、大口顧客のリスト、売上先別の売上高など。
- 経費に関する詳細
- 経費の内訳、支出の証拠書類、経費として計上しているものの合理性。
- 資産や負債の状況
- 保有する資産の種類とその評価額、借入金の内容とその使途。
- 給与や報酬の支払い
- 従業員の給与、役員報酬、外注先への支払いなどの詳細。
- 現金の管理状況
- 現金取引の管理方法、現金出納帳の有無とその記帳状況。
- 帳簿の整備状況
- 帳簿や記録の保管状況、定期的な記帳の有無、帳簿の一貫性。
- 取引の実態
- 大きな取引や不審な取引について、その実態や背景。
- 過去の税務申告の内容
- 過去の申告内容や修正申告の有無、申告内容の根拠。
- 控除や特典の利用状況
- 各種控除や税額控除の内容、それらを利用した根拠や証拠。
税理士大原政人
これらの質問を通じて、税務調査官は納税者の申告内容が正確であるかどうかを確認します。調査に備えて、必要な書類や証拠を整備し、質問に適切に答えられるよう準備しておくことが重要です。
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